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私の周りの不倫事情②続ミナちゃんの場合

ミナちゃんが旦那を追い出すきっかけとなった男は付き合ってみると、ろくでもない男でした。

男は言葉巧みにミナちゃんの家に転がり込みます。

ミナちゃんは いつも一緒にいたいからと言う男の言葉をいとも簡単に信じてしまいます。
本当に恋は盲目。
愛に飢えていたのでしょう。

しばらくすると、男の行動の違和感に気づき始めました。
突然連絡が取れなくなって 帰って来ない事が 一度、二度、。

不安で不安で泣きながら男と連絡が取れる事を待つしかありませんでした。

3日後連絡が取れると、何事もなかったかの様に振る舞われます。
仕事が忙しくて帰れなかったと そんな風に誤魔化されました。

ある、子どもの学校行事の時です。
事件は起きました。

ミナちゃんの母(同居)が突然学校にやって来て
保護者席で観覧している ミナちゃんと男の所に来るや否や 男に平手打ちをしました。

母「あんた、ウチの娘に何してくれたんだい。」

周りの人も驚いた事でしょう。
ミナちゃん、男はそそくさとその場を後にしました。

母の話はこうです。

「知らない女が訪ねて来た。

私の彼(男の事)がここにいるみたいですけど、彼を返して。

と言っている。どうゆう事か。」

なんと、男には同棲している女がいました。

仕事場で出会ったミナちゃんと恋に落ち そのままミナちゃんの所に転がり込んだのでした。

何度か連絡が取れなかったのは その女の元へ帰っていたからでした。

ミナちゃんはこの男と別れる事にしました。

その後この男の子を妊娠した事も分かりました。

男には自分の子ではないのではないか、など 一筋縄では行きませんでしたが 何とか中絶するお金だけは貰うことが出来ました。


結果的には望んだ妊娠では無かったと思います。
産む事だけが正義では無いとも思います。
だけど 命を 奪わなければならなかったミナちゃん。
自分の身体も傷付けて。
本当に避妊には気をつけて欲しかったです。

中絶手術後も、すぐに家事や仕事をしなければならずとても辛そうでした。

自業自得と言えばそうなのかもしれません。

しかし、望まない妊娠だったとしても 我が子を殺すという行為は 決して軽い気持ちでは無かった筈です。

続く




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私の周りの不倫事情②ミナちゃんの場合

ミナちゃん夫婦は、旦那のナンパがきっかけで付き合って結婚。第1子が生まれたのはミナちゃんが19歳の時でした。

旦那の仕事は夜間。
昼夜ミナちゃんと生活はすれ違います。

旦那は女癖が悪い様でした。
ミナちゃんと旦那のラブタイムの最中に女から電話がかかって来た事もありました。

また別の日には、女から旦那にかかって来た電話にミナちゃんが出て アンタ誰?と修羅場になった事も。

旦那はせい欲はやたら強く 夫婦のラブタイムは毎日。寝ているミナちゃんを起こしてでも それは行われます。

始めはミナちゃんも旦那の愛情だと思って我慢?していたものの、度々女の影があったり、せい欲だけの解消の様な扱いに不満を抱いて行きます。

ミナちゃんが決定的に旦那に不信感を持ったのは子どもに対する関心の無さ。

旦那は我が子を可愛がる素振りはありません。

泣けば うるせーな。などの暴言。
あやす事などありませんでした。

ミナちゃんに促されれば 幼稚園行事などは参加したものの 自分が楽しいかどうかが、旦那の基準。

第2子が幼稚園に行く様になってから、ミナちゃんはパートに出る様になります。

そこで出会った人と恋愛関係になります。

自分の事も子どもの事もモノの様に扱った旦那。
自分さえ良ければ良い旦那。

そんな時に出会ってしまう オトコは例えダメンズでも何故か良く見えてしまうのです。


もうミナちゃんは旦那の事が嫌で嫌でたまらなくなりました。

今まで蓋をして来た様々な悔しかった事、悲しかった事。子どもが小さいから我慢していた事が溢れて止まらなくなりました。

ミナちゃんは離婚を突き付け 旦那を追い出しました。


養育費を出す事も旦那は渋りました。
時々滞納もされました。
旦那は子どもに面会も要求しません。
子どもに対する愛情が本当にない人でした。

ある時子どもが誕生日にパパに電話をしました。
お誕生日プレゼントをおねだりしたかったのです。

しかし元旦那は子どもに対してお祝いの言葉などかけず
どうせ金が欲しいんだろ。
と言ったのでした。

子どもはその言葉に傷つき、もう二度とパパと思う事を辞めにしたそうです。

続く

私の周りの不倫事情①マリちゃんの場合

類は友を呼ぶのでしょうか。

とはいえ 私は友達に不倫の事を言っていません。

こういう言い方をすると、反論ももちろんおありでしょうが、私の不倫に対する考え方としては

不倫する人が必ずしも100パーセントの悪だとは限らない。
と言うものです。

そこに至るまでの背景、過程があるのではないかというものです。

遊びの不倫、家族子どもを傷つける不倫は 最低だと思っています。

私の場合はほぼ遊びに分類されるものでしたので、最低です。



マリちゃんの場合。

出来ちゃった婚 その後第二子を設けました。

新築で住宅を購入。
大きな犬を飼っていました。
 
マリちゃんの両親はとても仲が良かったそうです。幸せな家族像を描いていたマリちゃん。

ある時、旦那さんの浮気を知りました。

それでもまだ、二人の子どもも幼く すぐに離婚には踏み切れないマリちゃん。

下の子が幼稚園に入るとパート勤務をする様になりました。

そこで今度はマリちゃんが不倫に走ってしまいます。

それも旦那さんにバレ 修羅場。

旦那さんにはいつも冷たい言葉をかけられていました。
自分だって女作っていたくせに マリちゃんの事ばかり責め立てます。
喧嘩ばかりの日々、怒号、暴力。
マリちゃんは命の危機さえ感じる様になりました。

マリちゃんもとうとう限界を感じ 離婚を決意しました。
離婚原因となった彼とは破局しました。

離婚後 初婚の人と再婚。
現在では更に2人の子と幸せな日々を送っています。

元旦那さんの方は 不倫していた人と再婚。
現在2人の子と平和な日々を過ごしているものと思われます。

離婚後の2人は 以前よりは良い関係になり、子ども達さえ良ければいつでも遊びにおいでと 言ってくれる様になったんだとか。
前妻の子が遊びに来る事を承諾してくれた 新しい奥さんも 悪い人では無さそうです。

略奪婚ですけどね。

私のトラウマ

毎年この時期になると日テレの24時間テレビの番宣が多くなります。

私はそれを見ると思い出す事があります。

それはまだ私の不倫前の話。

旦那の機嫌は大抵悪く 話しかけても挨拶しても
必要事項の会話さえも無視されていました。

平日はそれでも旦那の居る時間さえ我慢していれば 済みましたが、日曜日はとても苦痛でした。

私は地区の役員でしたので 夏祭りやらの役員の仕事を午前中のほんの数時間 出掛けていました。

帰って来ると、誰も居ません。

旦那が子どもを連れて何処かに行ったのでしょう。

ずっと喧嘩の雰囲気で会話もない状況でしたので
何処に行ったのか、何時に帰って来るのか、お昼ご飯をどうしたらいいかさえわかりません。

自分だけ食べて良いのか。
子どもの分を用意すべきなのか。

無視されるのが分かっているので、メールもしたくありませんでした。

一人、暑い部屋の中。
虚しさと悔しさと腹立たしさと、何とも言えない悲しさが込み上げてきました。

TVの中では24時間テレビの感動モノの何かをやっていたのでしょう。

それをただ見て 何の感動も出来ず 心が無反応になっているのを感じていました。

旦那に無視し続けられる事の辛さは 味わった人にしか分からないかもしれません。

毎日ヤスリで心を削られる思いでした。

子ども達も私を無視し続ける旦那の態度に困惑していました。

パパはママをいじめている。

そう映っていた事でしょう。その年の末っ子は、学校でとても荒れていました。

担任に暴言、友達に暴力、怪我をさせ、物を壊しました。

校長室に呼ばれて このままだと転校してもらうと言われました。

旦那が私を無視したり、暴言を吐いたり。
夫婦仲が悪い事は 子どもの心も傷つけていたのです。

今は全てを乗り越えました。


でも、あの黄色いTシャツを見ると またあの時の辛い気持ちが少し思い出されます。

だけど、決して恨み辛みではなく あの時は辛かった。
だけど、今は幸せだと そう感じ 感動のシーンもちゃんと受け入れられるようになりました。